下手投げ(読み)シタテナゲ

デジタル大辞泉 「下手投げ」の意味・読み・例文・類語

したて‐なげ【下手投げ】

相撲きまり手の一。差し手でまわしを取り、相手を引きつけて投げる技。
野球で、アンダースローのこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「下手投げ」の意味・読み・例文・類語

したて‐なげ【下手投】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 相撲のきまり手の一つ四つに組み合い、相手の脇下へ差した方の手でまわしを引いて、投げる技。⇔上手投げ。〔相撲隠雲解(1793)〕
  3. 野球で、腕を下からすくいあげるようにしてボールを投げること。また、その投げ方。アンダースロー。アンダーハンド。⇔上手投げ
    1. [初出の実例]「フライを打たせると云ふ事は、投手として最も望ましい事である。下手投の速球は、此意味に於て有効である」(出典:野球(1923)〈三宅大輔〉六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「下手投げ」の意味・わかりやすい解説

下手投げ
したてなげ

相撲の決まり手の一つ。四つ身から,左 (右) 下手を返すようにして投げ倒す。右 (左) から絞り上げて,左 (右) から打てば効果的で,横綱輪島が得意技とした。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android