すべて 

下梅野山村(読み)しもうめのやまむら

日本歴史地名大系 「下梅野山村」の解説

下梅野山村
しもうめのやまむら

[現在地名]大和町大字梅野

川上かわかみ川の東岸約五キロに点在する村落で、都渡城ととき下田しもだあり広坂ひろさか集落がある。三反田さんたんだ(→西松瀬山村山内さんない代官の支配に属する以前は鍋島直茂の隠居料であった(→上梅野山村山内は佐賀本藩の直轄領であったが、もと神代くましろ家の家臣団が刀差かたなさしという郷士となって住みついていた(→西松瀬山村

下田は古い地名で、「肥前風土記」に、川上に荒ぶる神があって往来の人を半ば生かし半ば殺したので県主などの祖「大荒田」が占い問うた時、土蜘蛛の大山田女・狭山田女という二人の女子が「取下田村之土、作人形馬形、祭祀此神、必有応和」といったので、そのとおりにしたら神が和らいだという伝説の記事に、下田村が登場する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

すべて 

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む