下沢保躬(読み)しもざわ やすみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「下沢保躬」の解説

下沢保躬 しもざわ-やすみ

1838-1896 幕末-明治時代の国学者。
天保(てんぽう)9年生まれ。陸奥(むつ)弘前(ひろさき)藩(青森県)藩士。長利仲聴(おさり-なかあきら)に歌道を,平田銕胤(かねたね)に国学をまなぶ。維新後,修史局に勤務ののち,帰郷して「津軽旧記類纂」などを編修。のち岩木山神社の神職。明治6年新年歌会始に庶民が詠進することを建白し,実現させる。明治29年6月29日死去。59歳。通称八三郎。号は閑雲,鏡湖楼,花蔭,玄風。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android