日本歴史地名大系 「下矢倉村」の解説 下矢倉村しもやぐらむら 大分県:竹田市下矢倉村[現在地名]竹田市君(きみ)ヶ園(その)玉来(たまらい)川中流、菅生(すごう)台地に食込む谷の一つにある。正保・元禄・天保の各郷帳には村名がみえない。幕末に矢倉村より分出したと思われ、弘化物成帳では君ヶ園組のうち、村位は中、免九ツ四分、田一七七石余(一六町六反余)・畑五五石余(一〇町七反余)・屋敷四石余(四反余)で、開田はほとんどなく、開畑三石余(五町七反余)がある。 下矢倉村しもやぐらむら 滋賀県:彦根市旧坂田郡地区下矢倉村[現在地名]彦根市下矢倉町上矢倉村の北に位置する中山道沿いの村。上矢倉村との境は矢倉川で、同川には石橋が架かる(分間延絵図)。当村の開発は上矢倉村五兵衛によると伝える。慶長高辻帳に村名がみえ高九八石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by