デジタル大辞泉 「下等動物」の意味・読み・例文・類語 かとう‐どうぶつ【下等動物】 体の器官が未分化で体制の簡単な動物のこと。⇔高等動物。[類語]高等動物 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「下等動物」の意味・読み・例文・類語 かとう‐どうぶつ【下等動物】 〘 名詞 〙① 発生学、比較解剖学、系統学などから進化の程度が低いと考えられる動物。脊椎動物では、爬虫類、両生類、魚類など。[初出の実例]「直立直行は啻(ただ)に外見に於て人を下等動物(カトウドウブツ)と果らしむるのみならず」(出典:面白半分(1917)〈宮武外骨〉人類の最大発明は直立直行)② 考え方や性質などがいやしい人。[初出の実例]「妾手掛や芸娼妓を芥のやうに罵って〈略〉世の中に彼様な卑しいものになりたがる下等動物のあるを慷慨して」(出典:破垣(1901)〈内田魯庵〉二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例