下等室(読み)かとうしつ

精選版 日本国語大辞典 「下等室」の意味・読み・例文・類語

かとう‐しつ【下等室】

  1. 〘 名詞 〙 船や列車などで、料金のいちばん安い部屋、車両明治時代の語。
    1. [初出の実例]「下等室(カトウシツ)湯屋衣服を脱ぐ戸棚に等しくあか他人を入れ込みにて春ながら臭気呼吸に蒸るるが如し」(出典団団珍聞‐五五七号(1886))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む