世数親等制(読み)せすうしんとうせい

精選版 日本国語大辞典 「世数親等制」の意味・読み・例文・類語

せすう‐しんとうせい【世数親等制】

  1. 〘 名詞 〙 もっぱら血縁遠近世数多少規準とした一般的な計算法によって親等を算定する制度。ある二人の間の親等は相互に常に同一姻族血族と同様に親等を数えるが、配偶者間には親等がない。古来ヨーロッパに行なわれ、わが国の現行民法もこれを採用している。⇔階級親等制

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

世界大百科事典(旧版)内の世数親等制の言及

【親等】より

…民法では,1世代を1親等として親等数を計算する(726条)。これを世数親等制という。直系血族間では両者の間の世代数がそのまま親等数になる。…

※「世数親等制」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む