日本歴史地名大系 「丘の公園遺跡群」の解説 丘の公園遺跡群おかのこうえんいせきぐん 山梨県:北巨摩郡高根町樫山村丘の公園遺跡群[現在地名]高根町清里八ヶ岳南東麓の念場(ねんば)原にあり、二俣(ふたまた)川の大崖線肩部付近に立地する、旧石器時代を中心とした八遺跡からなる遺跡群。標高一一〇〇―一二四〇メートル。山梨県企業局による総合スポーツレクリエーション施設「丘の公園」のゴルフ場などの造成に先立ち調査がなされた。昭和五八年(一九八三)、同五九年の二次にわたり、遺跡所在確認のための試掘調査で遺跡の存在が確認された。丘の公園一四番ホール遺跡は、昭和五九年に範囲確認調査がなされ、旧石器時代末から縄文時代草創期初頭の槍先形尖頭器・削器・石錐などの石器群が出土した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by