両国国技館(読み)リョウゴクコクギカン

共同通信ニュース用語解説 「両国国技館」の解説

両国国技館

天候に左右されず楽しむことができる相撲の常設興行館として、明治末期に東京両国開館。その後、関東大震災火災に遭ったほか、約10万人犠牲者を出したとされる米軍による東京大空襲で被災した。戦後進駐軍が接収し、代わりの興行場所として蔵前国技館が利用される時期もあった。国技館は両国に再建され、1985年1月に落成式が行われた。

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デジタル大辞泉プラス 「両国国技館」の解説

両国国技館

東京都墨田区にあるスポーツ施設。1984年完成。大相撲の興行のほか、格闘技試合も開催される。第32回オリンピック夏季大会(2021年)ではボクシング競技が行われた。正式名称は「国技館」。

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世界大百科事典(旧版)内の両国国技館の言及

【国技館】より

…大鉄傘型ドームの新建築物は東京新名所として大評判を呼び,その後,大阪,京都,富山など各地に国技館が建てられた。両国国技館は関東大震災(1923),第2次世界大戦により被災,戦後,進駐軍に接収された。54年秋,浅草蔵前に,収容人員約1万1000人,体育館様式建築の国技館が完成した。…

※「両国国技館」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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