1997年に登録された世界遺産(文化遺産)で、ポーランド中北部に位置するクヤヴィ・ポモージェ県の都市。1998年までは旧トルニ県の県都だった。イスラエルのチュートン修道院のチュートン騎士団が、13世紀にプロシアの征服などのために城を築いた。その後、琥珀をワルシャワやクラクフに輸送する中継都市として栄えた。ゴシック様式の旧市庁舎、聖母マリア教会や、ゴシック、ルネサンス、バロック、ロココ風と多彩な様式の内装の聖ヨハネ聖堂、邸宅などが当時の姿を偲ばせる。人類の歴史上、重要な時代を例証するものとして、世界遺産に登録された。◇英名はMedieval Town of Toruń