中世都市トルニ(読み)ちゅうせいとしトルニ

世界遺産詳解 「中世都市トルニ」の解説

ちゅうせいとしトルニ【中世都市トルニ】

1997年に登録された世界遺産(文化遺産)で、ポーランド中北部に位置するクヤヴィ・ポモージェ県の都市。1998年までは旧トルニ県の県都だった。イスラエルのチュートン修道院のチュートン騎士団が、13世紀にプロシア征服などのために城を築いた。その後、琥珀ワルシャワクラクフに輸送する中継都市として栄えた。ゴシック様式の旧市庁舎、聖母マリア教会や、ゴシックルネサンスバロック、ロココ風と多彩な様式の内装の聖ヨハネ聖堂邸宅などが当時の姿を偲ばせる。人類の歴史上、重要な時代を例証するものとして、世界遺産に登録された。◇英名はMedieval Town of Toruń

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む