中原綾子(読み)ナカハラ アヤコ

20世紀日本人名事典 「中原綾子」の解説

中原 綾子
ナカハラ アヤコ

大正・昭和期の歌人,詩人



生年
明治31(1898)年2月17日

没年
昭和44(1969)年8月24日

出生地
長崎

学歴〔年〕
東洋高女卒

経歴
大正7年与謝野晶子に師事し、第2期「明星」で活躍。10年刊行の「真珠貝」で歌壇に登場し、さらに「みをつくし」「刈株」を刊行。詩集悪魔貞操」「灰の死」などもある。「明星」廃刊後は「相聞」に参加し、6年「いづかし」を創刊戦後刊行の「明星」「すばる」にも参加した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中原綾子」の解説

中原綾子 なかはら-あやこ

1898-1969 大正-昭和時代の歌人。
明治31年2月17日生まれ。与謝野晶子(よさの-あきこ)に師事し,第2期「明星」で活躍。昭和4年吉井勇の「相聞」(のちの「スバル」)にくわわり,6年「いづかし」を創刊。戦後「すばる」を復刊,主宰した。昭和44年8月24日死去。71歳。長崎県出身。東洋高女卒。旧姓曾我歌集に「真珠貝」「深淵」「刈株」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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