中夏(読み)チュウカ

精選版 日本国語大辞典 「中夏」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐か【中夏】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 国の中央。都。京師(けいし)。また、自国誇称
    1. [初出の実例]「非啻東国之寇、又有中夏之乱歟云々」(出典玉葉和歌集‐治承五年(1181)閏二月五日)
    2. [その他の文献]〔班固‐東都賦〕
  3. ちゅうか(中華)
    1. [初出の実例]「中夏(ちゅうカ)(〈注〉シンタンコク)日域高僧」(出典:教行信証(1224)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android