中山通幽(読み)ナカヤマ ツウユウ

20世紀日本人名事典 「中山通幽」の解説

中山 通幽
ナカヤマ ツウユウ

明治〜昭和期の宗教家



生年
文久2年3月21日(1862年)

没年
昭和11(1936)年5月17日

出身地
岡山県

本名
多田 盛太

旧姓(旧名)
薬師寺

経歴
当山派の山伏として修験道修行、明治41年大阪で神儒仏老荘思想を加味した福田海を開く。昭和2年岡山県に帰郷吉備中山の有木山青蓮寺を聖地として牛馬供養の鼻ぐり塚を作った。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中山通幽」の解説

中山通幽 なかやま-つうゆう

1862-1936 明治-昭和時代前期の宗教家。
文久2年3月21日生まれ。当山派の山伏として修験(しゅげん)道を修行,明治41年大阪で神儒仏に老荘を加味した福田海(ふくでんかい)を開宗。昭和2年郷里の岡山県にかえって吉備(きびの)中山の有木山青蓮寺を聖地とし,牛馬供養の鼻ぐり塚をつくった。昭和11年5月17日死去。75歳。旧姓は薬師寺。本名は多田盛太。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の中山通幽の言及

【福田海】より

…中山通幽(つうゆう)(1862‐1936)が1908年創始した宗教。本部は岡山市吉備津。…

※「中山通幽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」