中川寛(読み)なかがわ ひろし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中川寛」の解説

中川寛 なかがわ-ひろし

1830*-1905 幕末-明治時代の神職,国学者。
文政12年12月21日生まれ。平賀元義にまなぶ。嘉永(かえい)5年美作(みまさか)宮地村(岡山県英田(あいだ)町)の中川家の養子となり,天石門別(あめのいわとわけ)神社の神主をつぐ。尊王攘夷(じょうい)をとなえ,慶応4年京都で神威隊にくわわり御所の内侍所を守護した。維新後,帰郷して神典,国学をおしえた。明治38年10月22日死去。77歳。美作出身。本姓は光石。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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