精選版 日本国語大辞典 「中店」の意味・読み・例文・類語 なか‐だな【中店・中棚】 〘 名詞 〙 雛市、年の市などが立つとき、通路を残して道路の中央に仮設した店。なかみせ。[初出の実例]「町すじに中棚(なかダナ)を出して、商ひにいとまなく」(出典:浮世草子・世間胸算用(1692)五) ちゅう‐だな【中店・中棚】 〘 名詞 〙 臨時に小屋掛けした店。[初出の実例]「町すじに中棚(ちゅうタナ)を出して商ひにいとまなく」(出典:浮世草子・世間胸算用(1692)五) ちゅう‐みせ【中店】 〘 名詞 〙① 中ぐらいの店。大きくもなく、小さくもない、中程度の店。② 遊女屋で、大店と小店との中間の店。中規模の妓楼。〔随筆・守貞漫稿(1837‐53)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例