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中村一氏 なかむら かずうじ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

中村一氏 なかむら-かずうじ

?-1600 織豊時代の武将。
豊臣秀吉に属し,和泉(いずみ)(大阪府)岸和田城主,近江(おうみ)(滋賀県)水口(みなくち)城主ののち,天正(てんしょう)18年に小田原攻めの戦功により駿河(するが)(静岡県)府中城主となる。慶長5年7月17日死去。尾張(おわり)(愛知県)出身。初名は孫平次。

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朝日日本歴史人物事典の解説

中村一氏

没年:慶長5.7.17(1600.8.25)
生年:生年不詳
安土桃山時代の武将。一政の子。通称は孫平次。豊臣秀吉子飼いの家臣のひとりで,天正1(1573)年,近江長浜の内で200石を与えられた。同12年,和泉岸和田城主となり,翌年,従五位下,式部少輔に叙任される。同年,近江・伊賀の内で6万石を与えられ,近江水口城主となる。同18年の小田原攻めのときには山中城攻めに参加し,戦後,駿府城主14万5000石となった。豊臣秀次付きの年寄衆のひとりだったが,秀次失脚事件の連座はまぬかれている。関ケ原の戦には東軍に属したところ,突如発病し死去。子一忠が代わって参陣した。

(小和田哲男)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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世界大百科事典 第2版の解説

なかむらかずうじ【中村一氏】

?‐1600(慶長5)
安土桃山時代の武将。通称は孫平次,式部少輔。一政の子。豊臣秀吉に仕え,1583年(天正11)以降和泉岸和田城主として紀州の根来・雑賀一揆と戦う。85年近江水口城主となり豊臣秀次に属する。90年徳川家康関東移封後の駿河国14万2000石を与えられ府中城主。1600年(慶長5)6月重病により,家康の会津征伐には弟一栄を名代として従軍させ,翌月病死。関ヶ原の戦後,子息忠一は伯耆米子17万5000石に加転される。

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世界大百科事典内の中村一氏の言及

【駿河国】より

…なお富士信仰とのかかわりで,駿河国一宮富士山本宮浅間(せんげん)神社など,浅間信仰も注目される。【本多 隆成】
【近世】

[豊臣支配下の駿河国]
 徳川家康の関東移封によって駿河国は豊臣秀吉麾下の中村一氏に与えられ,一氏は駿府に入り14万5000石を領した。一氏の領国経営には富士川渡舟,新宿の取りたてなどの交通の整備があった。…

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