中村五松(読み)なかむら ごしょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村五松」の解説

中村五松 なかむら-ごしょう

1773-1837 江戸時代後期の国学者,武士
安永2年生まれ。藤井高尚に国学,和歌をまなぶ。讃岐(さぬき)高松藩主松平頼恕(よりひろ)につかえ,天保(てんぽう)6年史局考信閣の総裁となった。天保8年7月27日死去。65歳。讃岐出身。名は春野,高麗麻呂。字(あざな)は無言,玄黙通称衛助。著作に「四国史」「詔詞解」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android