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中村吉治 なかむら きちじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

中村吉治 なかむら-きちじ

1905-1986 昭和時代の経済史学者。
明治38年2月4日生まれ。母校東京帝大の史料編纂(へんさん)所嘱託をへて,昭和16年東北帝大教授,のち経済学部長。43年国学院大教授。村落共同体を歴史的に分析して独自の経済史,社会史の体系をつくる。昭和61年12月10日死去。81歳。長野県出身。著作に「日本社会史概説」など。

出典|講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて | 情報 凡例

世界大百科事典内の中村吉治の言及

【安土桃山時代】より

…また,中世を奴隷制社会とみなす立場からの見解は,(4)封建制成立説と一括することができよう。 (1)は中村吉治に代表される見解で,貨幣経済の進展によって解体しかかった中世封建制が,戦国期から織豊政権にかけて,大名領知制の確立や検地,身分統制の強化などによって再編強化され,近世封建制が成立したというものである。(2)は藤田五郎に代表される見解で,夫役経営(労働地代)を基本とする中世の農奴制的封建社会が,土一揆,一向一揆の過程を通じて,本百姓=隷農による小農民経営が成立し,生産物地代を中心とする,より純粋化した形の封建社会が成立したというものである。…

※「中村吉治」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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