中村琢二(読み)なかむら たくじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村琢二」の解説

中村琢二 なかむら-たくじ

1897-1988 昭和時代洋画家
明治30年4月1日生まれ。中村研一の弟。昭和5年二科展に初入選。安井曾太郎師事。12年より一水会に出品。16年新文展で特選。29年芸術選奨。38年芸術院賞。56年芸術院会員。中間色もちい,明快な構図人物,風景をえがいた。昭和63年1月31日死去。90歳。新潟県出身。東京帝大卒。作品に「扇を持つ女」「画室の女」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android