デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村翫雀」の解説
中村翫雀(3代) なかむら-かんじゃく
天保(てんぽう)12年生まれ。初代中村鴈治郎(がんじろう)の父。初代嵐璃珏(あらし-りかく)の門弟で,のち4代中村歌右衛門(うたえもん)の養子となる。文久3年3代翫雀を襲名。初代実川(じつかわ)延若,中村宗十郎とともに大阪の三巨頭と称され,和事(わごと)と年増役を得意とした。明治14年2月3日死去。41歳。山城(京都府)出身。初名は嵐珏蔵。俳名は芝賞。屋号は成駒屋。
貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...