中経(読み)チュウケイ

デジタル大辞泉 「中経」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐けい【中経】

経書をその分量により大・中・小に分けたときの、中間のもの。「詩経」「儀礼ぎらい」「周礼しゅらい」をさす。→小経大経

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「中経」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐けい【中経】

〘名〙 経書をその分量によって大・中・小に分けた場合のその中間にあたるもの。詩経、儀礼(ぎらい)周礼(しゅらい)をさす。
令義解(718)学「毛詩。周礼。儀礼。各為中経

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「中経」の読み・字形・画数・意味

【中経】ちゆうけい

詩・周礼・儀礼を中経とする。また、宮中秘蔵の経書。〔隋書、経籍志一〕魏の祕書默、始めて中經を制し、祕書監(じゆんきよく)、中經に因り、に新はし、ちて四部と爲し、群書括す。

字通「中」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android