コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

中音 チュウオン

世界大百科事典 第2版の解説

ちゅうおん【中音】

日本の音楽理論用語。分野ごとにいろいろの意味で用いられている。まず声明(しようみよう)の講式では,二重から初重(しよじゆう)に戻るところに挿入されるシラビックな旋律様式の部分をいう。また天台声明では,拍節的リズムのうち3拍子を中音といい,真言声明では,ア列とオ列の中間的な発音を〈ダドの中音〉などと称している。平曲では,引き句の一つで,初重や三重(さんじゆう)とともに一つ一つの音をメリスマ的(装飾的声楽様式の一つ)に長く引きながら,きわめて音楽的に演唱するもので,音域が初重と三重の中間にある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

大辞林 第三版の解説

ちゅうおん【中音】

高くもなく、低くもない音。また、強くも弱くもない音。 「 -に誦しようする/片恋 四迷

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

世界大百科事典内の中音の言及

【平曲】より

…拾イ類の曲節を多く含む句が〈拾イ物〉とよばれる。(5)フシ類(三重(さんじゆう)・中音(ちゆうおん)・初重(しよじゆう)など) ユリをたっぷりきかせ,最も旋律的な曲節。美文調の部分に多く用いられる。…

※「中音」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

中音の関連キーワードスリーウエースピーカーシステムdome speaker音部記号[clef]スピーカーシステムスピーカーユニットサリュソホーンピアノ(楽器)浄瑠璃秘伝抄メニエール病マルチウエーテノール記号超音波検査法阿古屋松スピーカ殿上闇討サシコエ卒都婆流近親関係ジャンベ音度記号

今日のキーワード

明鏡止水

《「荘子」徳充符から》曇りのない鏡と静かな水。なんのわだかまりもなく、澄みきって静かな心の状態をいう。「明鏡止水の心境」...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

中音の関連情報