丸八(読み)マルハチ

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「丸八」の意味・読み・例文・類語

まる‐はち【丸八】

  1. 〘 名詞 〙 シダ類ヘゴ科の木生シダ。小笠原諸島特産。幹は直立し高さ三~四メートル。葉は灰褐色のりん片を密生した柄をもち長さ一~二メートルの二回羽状複葉で幹頂に叢生する。胞子嚢球形で葉の裏の中脈と縁の中間につく。材は建築・器具用。幹の表面に葉の落ちた跡が円形となってはっきりと残り、その枠に葉柄維管束の跡が天地を逆に八の字を書いたように配列しているところからの名。〔日本植物名彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む