丸子温泉郷(読み)まるこおんせんきょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「丸子温泉郷」の意味・わかりやすい解説

丸子温泉郷
まるこおんせんきょう

長野県中部,王ヶ頭 (美ヶ原 ) の北麓千曲川の支流内村川の流域分布する温泉上田市に属する。鹿教湯温泉霊泉寺温泉大塩温泉からなり,国民保養温泉地指定されている。近年美ヶ原への道路国道 254号線の三才山トンネルの開通により,観光地化された。

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デジタル大辞泉プラス 「丸子温泉郷」の解説

丸子温泉郷

長野県上田市の南西部、千曲川支流域にある温泉郷。鹿教湯温泉、大塩温泉、霊泉寺温泉の総称。かつては「内村温泉郷」と呼ばれた。1956年、国民保養温泉地に指定。

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世界大百科事典(旧版)内の丸子温泉郷の言及

【内村温泉郷】より

…丸子温泉郷ともいう。長野県の中央,美ヶ原高原の東麓にある霊泉寺,大塩,鹿教湯(かけゆ)の3温泉の総称。…

【鹿教湯[温泉]】より

…単純泉,45℃。千曲川にそそぐ内村川の渓谷沿いにあり,霊泉寺温泉,大塩温泉とともに丸子温泉郷(内村温泉郷)を形成する。古くから神経系統に効く名湯として知られ,近年はリハビリテーションセンターなど近代的な医療施設が整備されている。…

【霊泉寺[温泉]】より

…三方を山に囲まれ,内村川支流の霊泉寺川沿いにある。鹿教湯(かけゆ)温泉,大塩温泉(単純泉,40℃)とともに丸子温泉郷を形成する。平安時代,平維茂の発見と伝えられ,9世紀には温泉にちなんで霊泉寺が建立され,寺湯として発展したといわれる。…

※「丸子温泉郷」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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