最新 地学事典 「久慈川層群」の解説
くじがわそうぐん
久慈川層群
Kujigawa Group
棚倉破砕帯西方および破砕帯内に分布する中下部中新統。分布域は福島県棚倉町~茨城県常陸太田市に及ぶ久慈川周辺地域。大部分は,棚倉破砕帯の横ずれ断層運動に伴って形成された横ずれ堆積盆を埋積したものと考えられている。典型的な横ずれ堆積盆は西棚倉地域,矢祭地域,西大子地域で認められる。下部は哺乳動物化石を含む陸成層で,上部は海成層からなっている。分布地域南部の男体山付近に分布する海成層中に水冷破砕したアイスランダイトからなる水中火山構成層が挟在。天野一男(2008)命名。
執筆者:天野 一男
参照項目:西棚倉層群
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

