日本歴史地名大系 「久留里神社」の解説 久留里神社くるりじんじや 千葉県:君津市旧望陀郡地区浦田村久留里神社[現在地名]君津市浦田西は小櫃(おびつ)川が流れ、他の三方を久留里城跡に囲まれた地に位置する。祭神は天御中主神。伊弉冊命・天照大神・少彦名命・木花開耶姫命を合祀する。旧郷社。社殿・拝殿のほかに随身門がある。社伝によれば、治安元年(一〇二一)上総介平忠常が創建し、建久三年(一一九二)源頼朝が千葉頼胤に祠宇を修造させたという。「久留里記」(久留里城址資料館蔵)によると、平将門の勧請による両総六妙見の一つとの説もある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by