九月三十日事件

山川 世界史小辞典 改訂新版 「九月三十日事件」の解説

九月三十日事件(くがつさんじゅうにちじけん)

1965年9月30日深夜,インドネシア大統領親衛隊長ウントゥンが,陸軍によるクーデタを防ぐ名目で起こしたクーデタ。スハルト中心に陸軍は素早くこれを鎮圧し,スカルノ大統領を支える共産党事件黒幕と決めつけ,血の弾圧でその勢力を一掃した。同時に反スカルノ運動を展開し,翌年3月その実権を奪取した。この事件に関してはなお未解明な問題が多い。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む