亀井南溟(読み)かめい

美術人名辞典の解説

亀井南溟

江戸後期の儒者。筑前生。名は魯、字は道載、通称を主水。別号に信天翁・狂念居士等。徂徠学を増大潮に、古医方を永富独嘯庵に学ぶ。福岡藩藩校甘棠館総受侍となる。門下に広瀬淡窓ら。著に『肥後物語』『論語語由』等。文化11年(1814)歿、73才。

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精選版 日本国語大辞典の解説

かめい‐なんめい【亀井南溟】

江戸中期の古文辞学派の儒者。筑前の人。名は魯。通称主水。肥前蓮池の大潮、大坂の永富独嘯庵(どくしょうあん)に師事。福岡で医業のかたわら儒学を教え、のち、藩校甘棠館の祭酒に任ぜられたが、朱子学を奉ずる修猷館一派との軋轢が生じ、寛政異学の禁を契機として廃黜(はいちゅつ)され、精神に異常を来した。西国における徂徠(そらい)学の興隆に尽力し、詩文に巧みで、志賀島出土の金印を漢土伝来と鑑定した。著「論語語由」「南遊紀行」など。寛保三~文化一一年(一七四三‐一八一四

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