軋轢(読み)あつれき

精選版 日本国語大辞典 「軋轢」の意味・読み・例文・類語

あつ‐れき【軋轢】

〘名〙
車輪のきしること。
葛藤(かっとう)の生じること。仲が悪くなること。
日本開化小史(1877‐82)〈田口卯吉〉一「源平の二党相軋轢して終に兵端を開く」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「軋轢」の意味・読み・例文・類語

あつ‐れき【××轢】

《車輪がきしる意から》仲が悪くなること。「軋轢を生じる」
[類語]仲違い不仲不和反目葛藤対立対峙確執悶着摩擦風波波風仲間割れぎくしゃくいがみ合う睨み合う角が立つひびが入る秋風が立つ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「軋轢」の読み・字形・画数・意味

【軋轢】あつれき

紛争

字通「軋」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android