デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「亀屋佐京」の解説 亀屋佐京 かめや-さきょう 1789-1850 江戸時代後期の商人。寛政元年生まれ。中山道柏原宿の艾(もぐさ)屋。江戸では吉原の遊女に「江州柏原,伊吹山の麓(ふもと),亀屋佐京の切り艾」とうたわせ,京都では伊吹艾に関する新作の浄瑠璃(じょうるり)を興行するなど,奇抜な宣伝で伊吹艾の名を全国にひろめた。嘉永(かえい)3年死去。62歳。近江(滋賀県)出身。姓は松浦。通称は七兵衛。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例