事跡(読み)コトト

デジタル大辞泉 「事跡」の意味・読み・例文・類語

こと‐と【事跡】

成し遂げた成果業績
「君が―を負ひてし行かむ」〈・四二五一〉

じ‐せき【事跡/事×蹟】

物事が行われたあと。事件のあと。事実痕跡こんせき

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精選版 日本国語大辞典 「事跡」の意味・読み・例文・類語

じ‐せき【事跡・事蹟】

  1. 〘 名詞 〙 物事や事件が行なわれたことがわかるあと。事実の痕跡(こんせき)
    1. [初出の実例]「年深日累則諸師事迹或幾乎熄矣。於是親撰元亨釈書数十万言」(出典:東海一漚集(1375頃)三・与虎関和尚)
    2. 「蓋し当時の事跡は尽く暗昧に属し正史の拠る可きものなし」(出典:西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉二)
    3. [その他の文献]〔史記‐秦始皇紀〕

こと‐と【事跡】

  1. 〘 名詞 〙 ( 事の跡(あと)の意 ) なしとげた成果。業績。事蹟(じせき)
    1. [初出の実例]「玉桙の道に出で立ち行く吾れは君が事跡(ことと)を負ひてし行かむ」(出典:万葉集(8C後)一九・四二五一)

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普及版 字通 「事跡」の読み・字形・画数・意味

【事跡】じせき

迹かた。

字通「事」の項目を見る

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