二ツ屋村(読み)ふたつやむら

日本歴史地名大系 「二ツ屋村」の解説

二ツ屋村
ふたつやむら

[現在地名]今庄町二ツ屋

四周を山地に囲まれ、北陸街道(西近江路)に沿う。同街道を北に行けば新道しんどう村に、南に行けば峠を越えて新保しんぼ(現敦賀市)に至る。飛鳥井宋雅の「宋雅道すがら之記」応永三四年(一四二七)三月の条に次のようにある。

<資料は省略されています>

慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図に「二屋村」として高一一四・六五石とある。正保郷帳によれば田方八一石余・畠方三三石余。福井藩領。近世は北陸街道に沿う木ノ芽峠下の宿場として発達した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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