コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

二部伎 にぶぎ er-bu-ji

2件 の用語解説(二部伎の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

二部伎
にぶぎ
er-bu-ji

中国,唐の宮廷国家の宴饗儀式楽の制度。玄宗皇帝のときに制定,殿庭で立奏する立部伎の8曲 (安楽,太平楽-五方獅子舞,破陣楽,慶善楽,大定楽,上元楽,聖寿楽,光聖楽) と,堂上で坐奏する坐部伎の6曲 (讌〈えん〉楽,長寿楽,天授楽,鳥歌万歳楽,竜池楽,小破陣楽) とから成る。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

にぶぎ【二部伎 èr bù jì】

中国,唐朝の舞楽番組類の名称。立部伎と坐部伎がある。8世紀の玄宗期に,それ以前の舞楽14曲を雅楽の堂上,堂下の様式にまねて二分した。立部伎は太鼓類を主伴奏に総勢100人前後という大規模で堂下で華やかに着飾った舞人が舞った。《太平楽》《破陣楽》など8曲がある。坐部伎は弦楽器を主伴奏に10人程度でこまやかに舞楽を堂上で坐奏した。《長寿楽》《鳥歌万歳楽》など6曲がある。音楽は亀茲楽を主とした胡楽・俗楽のあわさったもので,服飾も西域色が目だったが,十部伎との相違は,雅楽器の鐘や磬(けい)などを入れ,舞人も伝統的な衣装をつけて雅楽に模し祭祀音楽にも用いたのと,全部一度には上演せず前もって数曲選んだ点である。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

二部伎の関連キーワード十部伎舞楽面唐朝鳥の舞武の舞文の舞糸魚川・能生の舞楽小国神社十二段舞楽燕楽(宴楽)立部伎

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone