堂下(読み)ドウカ

デジタル大辞泉 「堂下」の意味・読み・例文・類語

どう‐か〔ダウ‐〕【堂下】

堂の下。
殿上てんじょう昇殿を許されない官人地下じげ。⇔堂上どうじょう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「堂下」の意味・読み・例文・類語

どう‐か ダウ‥【堂下】

〘名〙 (古くは「とうか」) 建物前面などの地上。また、そこにいる人。庭前庭上地下(じげ)堂上に対する語。
菅家文草(900頃)四・吟善淵博士・物章毉師両才子新詩、戯寄長句「大春堂下寒吟逸、弘景園中暁嘯悲」
日葡辞書(1603‐04)「タウシャウ、または、ダウシャウ。例、タウシャウ tǒcani(タウカニ) ナミイル〈訳〉ダイリの家で、高い場所と低い場所に等しく座っている」 〔孟子‐梁恵王上〕

どう‐げ ダウ‥【堂下】

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普及版 字通 「堂下」の読み・字形・画数・意味

【堂下】どう(だう)か

堂の下方の道。〔孟子、梁恵王上〕王、堂上に坐す。牛を牽(ひ)いて堂下をぐるり。王之れを見て曰く、牛何(いづ)くにか之(ゆ)くと。對(こた)へて曰く、將(まさ)に以て(ちぬら)んとすと。

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