デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「二階俊博」の解説
二階俊博 にかい-としひろ
昭和14年2月17日生まれ。元建設相・遠藤三郎秘書,和歌山県会議員などをへて,昭和58年衆議院議員に初当選(当選11回)。平成5年小沢一郎と新生党を結成。のち小沢にしたがい新進党,自由党に参加する。国会対策委員長として自自連立政権樹立につくし,11年小渕第2次改造内閣の運輸相・北海道開発庁長官として初入閣した。12年小沢と袂をわかち保守党を結成し,自公保連立政権に参加,第1次森内閣の運輸相・北海道開発庁長官。14年保守新党幹事長についたが15年の総選挙で惨敗し自民党に吸収された。同年新しい波(二階派)を結成。第3次小泉改造内閣,福田康夫改造内閣,麻生内閣で経済産業相。平成19-20年には自民党総務会長をつとめた。26年第2次安倍改造内閣発足にあたって再び自民党総務会長に就任。和歌山県出身。中央大卒。