于役(読み)うえき

精選版 日本国語大辞典 「于役」の意味・読み・例文・類語

う‐えき【于役】

  1. 〘 名詞 〙 ( 役(えき)に于(ゆ)くの意 ) 君主命令他国使者としておもむくこと。また、戦に行くこと。
    1. [初出の実例]「是印度中網買(ボンベイ)の者にて、当時英属故、此処官吏等、此処に于役する也と云ふ」(出典航米日録(1860)七)
    2. [その他の文献]〔詩経‐国風・王風〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「于役」の読み・字形・画数・意味

【于役】うえき

行役に出る。〔詩、王風、君子于役〕君子役に于(ゆ)く 其のを知らず 曷(いつ)か其れ至らんや

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