于役(読み)うえき

精選版 日本国語大辞典 「于役」の意味・読み・例文・類語

う‐えき【于役】

〘名〙 (役(えき)に于(ゆ)くの意) 君主命令他国使者としておもむくこと。また、戦に行くこと。
航米日録(1860)七「是印度中網買(ボンベイ)の者にて、当時英属故、此処官吏等、此処に于役する也と云ふ」 〔詩経国風・王風〕

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普及版 字通 「于役」の読み・字形・画数・意味

【于役】うえき

行役に出る。〔詩、王風、君子于役〕君子役に于(ゆ)く 其のを知らず 曷(いつ)か其れ至らんや

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