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国風/国振り クニブリ

デジタル大辞泉の解説

くに‐ぶり【国風/国振り】

その国や地方の風俗・習慣。御国振(おくにぶ)り。くにがら。
各地方の風俗歌(ふぞくうた)。民謡や俗謡。
漢詩に対し)和歌。こくふう。

こく‐ふう【国風】

その国や地方独特の風俗や習慣。くにぶり。
詩経の部立ての一。民謡の部分の総称。
その国の風俗をうたった詩歌・俗謡。
和歌。くにぶり。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

こくふう【国風】

その国や地方特有の風俗・習慣。くにぶり。
中国最古の詩集「詩経」のうち、民謡の載っている部立の名。
ある地方の風俗・習慣を表すような俗謡。 「今は昔-の歌に/仮名草子・浮世物語」
和歌。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の国風/国振りの言及

【雅楽】より


[令制と雅楽寮]
 《日本書紀》持統1年(687)1月1日条に〈楽官奏楽〉と書かれており,役職としての楽人の存在が示唆されているが,その制度の詳細を知りうるのは701年(大宝1)の大宝令(散佚)と養老令とによってである。今,後者の職員令(しきいんりよう)をみると,雅楽寮は治部省に属する大寮,国風歌舞(くにぶりかぶ)ならびに外来楽舞の教習施設で,管理職から雑役まで総勢四百数十名という大規模なものであるが,実際に規定どおりの人員があてられたかは疑問である。うち,国風歌舞(計262名)については歌,儛,笛の師と生とを記すのみで個々の種目名を明記しないが,外来系のもの(計147名)には,唐楽,高麗楽,百済楽,新羅楽,伎楽の名がみえる。…

【詩経】より

…諸国の民謡を集めた〈風〉,宮廷の音楽〈雅〉,宗廟の祭祀の楽歌〈頌〉の三部分から成る。〈風〉は,〈国風〉とも呼ばれ,周南・召南・邶(はい)・鄘(よう)・衛・王・鄭・斉・魏・唐・秦・陳・檜・曹・豳(ひん)の15国160編,〈雅〉は,小雅74編・大雅31編,〈頌〉は,周頌31編・魯頌4編・商頌5編を収める。風は,結婚,恋愛,狩猟,建築,労働,出征,農事など当時の人民の生活の各方面を題材に,愛の喜び,死者への哀悼,肉親への思い,搾取者への憎悪,時間の推移への恐れ,時代の悪さへの悲嘆など,さまざまの感情を率直にうたう。…

【中国文学】より

…《詩経》は前6世紀ごろにほぼ結集を終えた歌謡集であり,その歌謡の古いものは,やはり周初前11世紀にさかのぼる。周王朝などの祖先を祭る舞の歌〈頌(しよう)〉,宮廷の宴会の歌〈小雅〉と〈大雅〉,地方の民謡〈国風〉の3部に分かれ,305篇を収める。内容は民族の祖先の苦難を述べ,その功績をたたえる叙事詩風のもの,結婚,誕生,新居を祝うものなど,さまざまであるが,国風の部には恋愛の歌がとりわけ多い。…

※「国風/国振り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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