五具足(読み)ゴグソク

デジタル大辞泉 「五具足」の意味・読み・例文・類語

ご‐ぐそく【五具足】

仏前に供える、華瓶けびょう一対、ろうそく立て一対、香炉一基の五つ仏具五器

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精選版 日本国語大辞典 「五具足」の意味・読み・例文・類語

ご‐ぐそく【五具足】

  1. 〘 名詞 〙 仏前に供する蝋燭立一対、華瓶(けびょう)一対、香炉一基の称。五器。
    1. [初出の実例]「本寺の大会のときは五具足なり」(出典:叢林集(1698)四)

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葬儀辞典 「五具足」の解説

五具足

法事法要などの正式な場所で用いる仏具。真中に香炉、両側に一対の燭台、一対の花立てを置く。

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世界大百科事典(旧版)内の五具足の言及

【祭具】より

…便宜上仏具を,僧服を除き,仏の荘厳・供養具と修行・法要に用いられる仏具とに分けることができる。仏の荘厳具,供養具として,舎利塔,厨子(ずし),須弥壇(しゆみだん),天蓋,幢幡(どうぱん),打敷(うちしき),水引,華鬘(けまん),礼盤(らいばん),経机(きようづくえ),三具足,五具足(香炉と燭台・華瓶各1対)などがある。密教の荘厳具として密壇(大壇),護摩壇などがこれに加わる。…

※「五具足」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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