五家髄脳(読み)ごかのずいのう

精選版 日本国語大辞典 「五家髄脳」の意味・読み・例文・類語

ごか‐の‐ずいのう‥ズイナウ【五家髄脳】

  1. ( 「髄脳」は、和歌精髄の意で歌学書のこと ) 中古に著わされた五種の歌学書。藤原公任の「新撰髄脳」、能因著作とされる「能因歌枕」、源俊頼の「無名抄」(俊頼髄脳)、藤原仲実の「綺語抄」、藤原清輔の「奥義抄」のこと。〔八雲御抄(1242頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android