五波羅蜜(読み)ゴハラミツ

デジタル大辞泉 「五波羅蜜」の意味・読み・例文・類語

ご‐はらみつ【五波羅蜜】

六波羅蜜から般若はんにゃ波羅蜜を除いた、布施持戒忍辱にんにく精進禅定ぜんじょうの5種の波羅蜜

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精選版 日本国語大辞典 「五波羅蜜」の意味・読み・例文・類語

ご‐はらみつ【五波羅蜜】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。涅槃(ねはん)のさとりに至るためにする菩薩修行としての五種の波羅蜜のこと。六波羅蜜から般若波羅蜜を除いたもので、布施・持戒・忍辱(にんにく)・精進・禅定をいう。
    1. [初出の実例]「一偈聞法の力は、五波羅蜜の行にもすぐれ」(出典:幸若・満仲(室町末‐近世初))
    2. [その他の文献]〔法華経‐分別功徳品〕

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