五郎兵衛飴

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

五郎兵衛飴
ごろべえあめ

福島県会津若松市の名物飴。糯米(もちごめ)のもやしを60~70℃の熱処理で糖化させ、求肥(ぎゅうひ)ほどの柔らかい棹物(さおもの)につくる。三十数代続くという五郎兵衛飴は1181年(養和1)創業といい、1188年(文治4)には源義経(よしつね)、武蔵坊(むさしぼう)弁慶主従が立ち寄ったとの伝承もある。代々の長谷川(はせがわ)五郎兵衛は、蒲生氏郷(がもううじさと)の転封(1590)以来、維新の会津松平氏に至るまで、飴御用を勤めた。会津といわず古来、各豪族が飴を軍糧として重視してきたが、五郎兵衛飴も戊辰(ぼしん)戦争(1868)に際しては、会津鶴ヶ城(つるがじょう)の兵糧の役割を果たしたといわれる。[沢 史生]

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精選版 日本国語大辞典の解説

ごろべえ‐あめ ゴロベヱ‥【五郎兵衛飴】

〘名〙 福島県会津若松市名物の飴。飴製造業の旧家、長谷川五郎兵衛総本舗の製品。古く治承五年(一一八一)の創始で、もち米を原料にした求肥(ぎゅうひ)のような柔らかい飴。

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