デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井上井月」の解説 井上井月 いのうえ-せいげつ 1822-1887 江戸後期-明治時代の俳人。文政5年生まれ。天保(てんぽう)10年江戸にでる。のち信濃(しなの)(長野県)を中心に漂泊をつづけ,乞食(こじき)井月とよばれた。明治20年3月10日美篶(みすず)村(伊那市)で病死。66歳。越後(えちご)(新潟県)出身。本名は勝造(克三)。通称は勝之進。別号に柳の家,狂言道人。編著に「家つと集」など。【格言など】何処やらに鶴の声聞く霞かな(辞世) 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例