井上宗端(読み)いのうえ そうたん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井上宗端」の解説

井上宗端 いのうえ-そうたん

1785-1861 江戸時代後期の医師
天明5年生まれ。江戸で漢方をまなび,郷里上総(かずさ)(千葉県)佐貫(さぬき)で開業。のち足立長雋(ちょうしゅん)に蘭方をまなぶ。嘉永(かえい)3年天然痘が流行したとき,自ら工夫した牛痘により種痘をおこない効果をあげた。万延2年2月4日死去。77歳。字(あざな)は翼之。号は竹園。著作に「漢語筌」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む