コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

井上演劇道場 いのうええんげきどうじょう

1件 の用語解説(井上演劇道場の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

いのうええんげきどうじょう【井上演劇道場】

明治末期以来,新派俳優中で最も進歩的行動をとってきた井上正夫が,1936年4月,村山知義を協力者として創設した劇団。芸術的な大衆演劇の創造を目標にしたのを,新派と新劇のあいだを行く〈中間演劇〉と評された。山口俊雄,岡田嘉子,山村聡らを座員として久板栄二郎《断層》,三好十郎《彦六大いに笑う》,八木隆一郎《熊の唄》,北条秀司《華やかな夜景》など社会性をもった鋭い人間劇を上演して好評を得た。38年1月,岡田嘉子と杉本良吉の樺太越境事件,42年2月の山村聡,佐佐木隆,鈴木光枝らの脱退事件で動揺したが,山本有三が《米百俵》を書き下ろしたのに力づけられた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

井上演劇道場の関連キーワード英太郎井伊蓉峯進歩的中間演劇保守的犬棒カルタ大立者社会的行動障害木村猛夫都築文男

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

井上演劇道場の関連情報