井川伊勢吉(読み)イカワ イセキチ

20世紀日本人名事典 「井川伊勢吉」の解説

井川 伊勢吉
イカワ イセキチ

昭和期の実業家 大王製紙会長。



生年
明治42(1909)年11月7日

没年
平成2(1990)年7月4日

出生地
愛媛県伊予三島市

学歴〔年〕
高小卒

主な受賞名〔年〕
勲二等瑞宝章〔昭和61年〕

経歴
四国紙業、愛媛製紙、高松製紙各社長を経て、昭和18年大王製紙を設立し社長に就任。以来、44年間社長を務め、業績が順調に拡大し始めたのを機に長男譲り、62年6月会長就任。この間47年には日本製紙連合会理事となる。伊予三島地方での取水事業や港湾整備事業の推進にも尽力した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井川伊勢吉」の解説

井川伊勢吉 いかわ-いせきち

1909-1990 昭和時代の実業家。
明治42年11月7日生まれ。愛媛県三島町で家業の和紙原料商をてつだい,昭和15年から得意先の和紙工場を買収して16年四国紙業を設立。18年四国の14会社を統合し大王製紙が設立されるとともに社長となる。戦後洋紙に転換し,パルプから紙までの一貫生産体制をつくり事業を拡大した。平成2年7月4日死去。80歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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