大王製紙(読み)だいおうせいし

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大王製紙」の意味・わかりやすい解説

大王製紙
だいおうせいし

製紙会社。1943年和紙製造する四国の 14工場が合同合併して設立。第2次世界大戦後の 1947年,和紙から洋紙製造へ転換をはかり,1950年新聞用紙市場に参入。1954年愛媛県の三島工場(四国中央市)のクラフトパルプ設備の完成により,木材から紙までの一貫生産体制が整う。新聞用紙,印刷用紙を中心に,衛生用紙,板紙パルプ,紙加工品を製造,販売する。

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百科事典マイペディア 「大王製紙」の意味・わかりやすい解説

大王製紙[株]【だいおうせいし】

業界第3位の大手製紙メーカー。1943年製紙工業企業整備要綱に基づき四国紙業ほかの和紙メーカー14企業の合同により設立。戦後,洋紙に転換。1962年資金繰りの急悪化から会社更生法適用を受けるが,再建後の回復は著しく,1982年には一時的に業界トップとなった。1979年〈エリエールティッシュ〉発売で家庭紙分野に参入。現在,臨海新鋭工場を武器に積極経営を展開中。本社東京。2011年資本金304億円,2003年3月期売上高4101億円。売上構成(%)は,紙・板紙69,ホーム&パーソナルケア29,その他2。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「大王製紙」の解説

大王製紙

正式社名「大王製紙株式会社」。英文社名「Daio Paper Corporation」。パルプ・紙製品製造業。昭和18年(1943)設立。東京本社は東京都中央区八重洲。製紙会社。愛媛県発祥。「エリエール」ブランドで商品展開する家庭紙の最大手。新聞用紙でも実績東京証券取引所第1部上場。証券コード3880。

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