日本歴史地名大系 「井脇村」の解説 井脇村いわきむら 京都府:船井郡瑞穂町井脇村[現在地名]瑞穂町字井脇和田(わだ)村の北西にある村で、中央部を高屋(たかや)川が東南流し、田辺―京街道と平行する。東と西は山地で、とくに標高三〇〇メートル前後の西側山地は東西の分水界をなし、東の水は高屋川、西の水は土師(はぜ)川となる。南は大朴(おぼそ)村、西は坂井(さかい)村、北は保井谷粟野(ほいだにあわの)村。旧高旧領取調帳によれば旗本柴田七九郎の知行地。氏神の古岩(ふるいわ)神社は創建事情など詳細については不明であるが、社伝には貞享元年(一六八四)九月に造営があったという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報