井部健斎(読み)いべ けんさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井部健斎」の解説

井部健斎 いべ-けんさい

1825-1892 江戸後期-明治時代の儒者
文政8年生まれ。江戸で井部香山に師事し,その養子となる。諸大名におしえ,元治(げんじ)元年(1864)越後(えちご)(新潟県)高田藩につかえ,かたわら昌平黌(しょうへいこう)の講師をつとめる。明治元年高田藩校修道館の教授。明治25年5月24日死去。68歳。越後出身。本姓田中。名は見。字(あざな)は子竜。通称潜蔵

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android