精選版 日本国語大辞典 「亜麻糸」の意味・読み・例文・類語 あま‐いと【亜麻糸】 〘 名詞 〙 亜麻を原料とする糸。極細糸はハンカチ、細糸はシャツ、中糸は服、芯、太糸は帆布などとする。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「亜麻糸」の意味・わかりやすい解説 亜麻糸あまいとflax yarn 麻糸の一種。アマ (亜麻) の茎を処理して繊維を採取しこれを紡績して得る。精紡工程は乾紡,潤紡の2つの方法があり,乾紡は普通の温度,湿度の状態で行うが,潤紡は粗糸を湯につけて繊維についているペクチン質,ゴム質などを溶解させ,繊維を柔らかくしたのち紡績する。潤紡は乾紡に比べると歩どまりは劣るが,細手の糸を生産することができる。亜麻織物を製造するのに用いるほか畳糸,縫糸などに使う。原料アマは,日本では北海道が主産地であるが,需要をまかないきれず,ベルギー,旧ソ連地域などから輸入している。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by