京山幸枝(読み)キョウヤマ コウシ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「京山幸枝」の解説

京山 幸枝(2代目)
キョウヤマ コウシ


職業
浪曲師

肩書
浪曲親友協会会長

本名
細川 茂男

別名
旧名=京山 幸水,京山 幸枝丸(2代目)

生年月日
明治44年 3月14日

出生地
兵庫県

経歴
昭和9年初代京山幸枝に入門、幸水を名乗る。12年2代目幸枝丸、26年2代目幸枝襲名。関西浪曲親友協会会長、50年浪曲親友協会会長を歴任。主な演目に「会津小鉄」「慶安太平記」「相馬大作」など。

没年月日
平成13年 5月13日 (2001年)

親族
岳父=京山 幸枝(初代)


京山 幸枝(初代)
キョウヤマ コウシ


職業
浪曲師

本名
桑原 実

生年月日
明治31年

出生地
和歌山県 有田市

経歴
父母を早く亡くし、9歳の秋、伯父の世話で京山幸玉に弟子入りした。親のない悲しみを芸でいやし、持前美声と熱心さで人気を得た。19の年には師匠節回しを自在にあやつって「アンガラ節」を編み出し、自前の幸枝節とした。23歳で親友派の退会に出演、真打となった。27歳ごろから手がけた「会津の小鉄」が大ヒット、小鉄の幸枝か幸枝の小鉄かといわれたが、岐阜巡業中に倒れた。

没年月日
昭和25年 9月5日 (1950年)

親族
娘婿=京山 幸枝(2代目)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「京山幸枝」の解説

京山 幸枝(1代目)
キョウヤマ コウシ

大正・昭和期の浪曲師



生年
明治30(1897)年

没年
昭和25(1950)年9月5日

出生地
和歌山県有田市

本名
桑原 実

経歴
父母を早く亡くし、9歳の秋、伯父の世話で京山幸玉に弟子入りし、持前の美声と熱心さで人気を得た。19の年には師匠の節回しを自在にあやつって「アンガラ節」を編み出し、自前の幸枝節とした。23歳で親友派の退会に出演、真打となった。27歳ごろから手がけた「会津の小鉄」が大ヒット、小鉄の幸枝か幸枝の小鉄かといわれたが、岐阜巡業中に倒れた。


京山 幸枝(2代目)
キョウヤマ コウシ

昭和・平成期の浪曲師 元・浪曲親友協会会長。



生年
明治44(1911)年3月14日

没年
平成13(2001)年5月13日

出生地
兵庫県

本名
細川 茂男

別名
旧名=京山 幸水,京山 幸枝丸(2代目)

経歴
昭和9年初代京山幸枝に入門、幸水を名乗る。12年2代目幸枝丸、26年2代目幸枝襲名。関西浪曲親友協会会長、50年浪曲親友協会会長を歴任。主な演目に「会津の小鉄」「慶安太平記」「相馬大作」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「京山幸枝」の解説

京山幸枝(初代) きょうやま-こうし

1898-1950 大正-昭和時代の浪曲師。
明治31年生まれ。9歳で京山幸玉に入門。「アンガラ節」とよばれる独特の節まわしで好評を博し,23歳で真打となる。「会津(あいづ)の小鉄」「天保水滸伝(てんぽうすいこでん)」など任侠物を得意とした。昭和25年9月5日死去。52歳。和歌山県出身。本名は桑原実。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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